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自分ザニューチャプター

ジャズザニューチャプター人気からはるか遠く、ひっそり自分ザニューチャプターへの更新を果たした今年。いや、更新が身に降りかかってしまったというのが正しい。これは止むに止まれぬもので、10月に自分の楽器をアコースティックベースに改造し始めるまで、変化の年になるとは全く思わなかったのだ。

音にまつわる出来事として、今年の大きなトピックスは「anoxia」「Permian」という、志あるスモールスペースの始動だ。しかし「anoxia」と「Permian」は、ほぼ同じタイミングで生まれながらも性格がかなり異なると思うので、「anoxia」については別の機会に述べたい。

「Permian」の革新は、音の「送り届け」を至近で受ける特異体験を客席10名の鎮静的劇場として成立させたこと。これに尽きる。それは、スモールスペースの先駆である「OFF SITE」「loop line」から「Ftarri」「OTOOTO」が引き継いだ要素の、さらに先にあるものだろう。

個人的には「Permian」における「送り届け」を目の当たりにした時、「鳴らし/聴こえ」といった言葉でさえも、その高踏から逃れたいと感じさせるものとなった。たぶん、これが自分ザニューチャプターの背景だと思う。

tamaru
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